USBブートでLinuxをインストールする方法(UNetbootin) †
今回紹介するUNetbootinを使えば、各種Linuxディストリビューションが公開しているisoイメージ展開しUSBメモリに入れることにより、CD/DVDなどの光学ドライブを持っていなくてもUSBメモリからハードディスク(SSD)にインストールすることができます。
また、光学ドライブを持っていたとしてもCD-RやDVD-Rを使用しなくても良いというメリットもあります。
以下、Ubuntu10.04 LTSのインストールをしたときの操作手順を以下に記します。
使用したOSはWindows XPです。
これは、WindowsからLinuxを使用してみたいなと思っている方の多いのではと思ったのでWindowsを利用しました。
また、PCを購入するとほぼ、Windowsがインストールされていますので。
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USBメモリブートを可能にするUNetbootin †
UNetbootinというソフトを利用することによりUSBメモリからインストールイメージをブートすることができるようになります。
UNetbootinのサイトは以下のURLになります。
今回、この記事はWindowsでUNetbootinを起動しUSBメモリを作成作成しましたが、Mac OS X, Linux版も提供されていますので、皆さんが所持している環境(OS)のUNetbootinを使用すれば同様のことができます。
UNetbootinの入手 †
UNetbootinのサイトからUNetbootinをダウンロードしました。。
UNetbootinを利用してUbuntu 10.04 LTS のUSBメモリインストールメディアを作成する †
- UNetbootinを起動します。
- ディスクイメージの設定
ISOを選び、ダウンロードしたLinuxディストリビューションが配布してるインストールISOイメージを設定します。
(当方、Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD のISOイメージを利用しました。)
- Space used to preserve files across reboots (Ubuntu only)
これは、ファイルを保存するエリアのことを書いてあるようです。
(リブートしても消えない。LiveCDとして利用した場合の保存エリアかな?検証していません。)
CD-ROMの代替としてUSBメモリを使用するので0で問題ありません。
当方、0でハードディスクにインストールしました。
- タイプとドライブを選択します。
タイプはもちろん、USBドライブ、ドライブはUSBメモリに割り当てられたドライブレターになります。
(UNetbootinを起動した後にUSBメモリを挿したらドライブを選択することができませんでした。UNetbootinを起動する前にUSBメモリを挿しておきましょう。)
- OKボタンを押してしばらく待てばUSBブート可能なUSBメモリが作成されます。
以下は作成中のスクリーンショットです。
あとは、作成したUSBメモリを挿し、BIOS画面でUSBよりたちがるようにすれば、インストールCD/DVDと同様にインストールができます。
ISOイメージが無くてもネットワーク上から取得してUSBブートイメージの作成 †
ネットワーク上からブートイメージファイルをダウンロードしてUSBブートイメージも作成してくれるようです。(当方、未実施です。)
つまり、ISOイメージファイルすら不要ということですね。
ディストリビューションとバージョンを選択します。
今回インストールするのはUbuntu 10.04 LTS 32bit版なので、以下のように選択しました。
- ディストリビューションには以下のようにたくさんのLinuxディストリビューションが表示されます。
FreeDOSやFreeBSDなども選択できるようになっています。