echo 文字列 でコマンドを実行した場合、出力はstdout(標準出力)になります。
stderrに出力する方法を記します。
標準出力(stdout)の出力を標準エラー(stderr)に出力するように1>&2を最後に付加します。
この意味は標準出力は1に割り当てられており標準エラーは2に割り当てられています。
そこで、1の出力を2に渡すことを意味する1>&2を付加することにより実現します。
尚、cshでは動作しませんのでご注意を!
echo 出力する文字列 1>&2
以下の簡単なスクリプトを作成しました。
echo HELLO 1>&2 echo WORLD
out_stderr.shとして保存し実行しみます。
上図の動作結果の通り、HELLOは端末に表示されWORLDはファイルに出力されます。
標準出力と標準エラーの両方を同じファイルに出力したい場合は「逆引きUNIXコマンド/標準エラー出力をファイルに出力する方法」を参照のこと。