Xubutnu 20.04|22.04 で画面が勝手にオフ(暗くなる)を抑止する方法 †
Xubuntuの電源管理、スクリーンセーバの設定を色々触っても画面がオフされる…
これ仕様だそうです。(欧州の省エネ法令…の対応らしい)
以下の参考サイトリンクを参考にコマンドにしました。
Xubutu22.04も同様の対処を行いました。
確認環境 †
参考サイト †
原因 †
xset q コマンドを実行すると、以下のような出力がされます。
$ xset q
<省略>
Screen Saver:
prefer blanking: no allow exposures: no
timeout: 300 cycle: 300
<省略>
DPMS (Energy Star):
Standby: 900 Suspend: 0 Off: 1800
DPMS is Enabled
Monitor is On
この出力の timeout の値(秒)と DPMS is Enabled が原因で画面が(オフされます。)暗くなります。
timeoutの値を0にし、DPMSをDisabledにすれば画面オフ(暗くなる)を抑止できます。
timeoutを 0 にし、DPMS を Disabled するコマンド †
以下のコマンドにより、timeout の値と DPMS を Disabledにすることができます。
- 端末(Xfce Terminalなど)を起動します。
- 以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。
/usr/bin/xset s 0; /usr/bin/xset s off -dpms
xset s 0 で timeoutの値を0に変更し、xet s off -dpms で DPMSをDisabledにしています。
- xset q を確認する
$ xset q | grep -e timeout -e DPMS
timeout: 0 cycle: 300
DPMS (Energy Star):
DPMS is Disabled
timeoutが0、DPMSがDisabledになっているのが確認できます。
- 元に戻したい場合は、以下のコマンドになります。
/usr/bin/xset s on +dpms; /usr/bin/xset s 秒数
- DPMS
電源管理の規格、Display Power Management S
Energy Star とも言われる。
その他 †
本資料では、電源管理やスクリーンセーバで設定をしても画面が勝手にオフされる問題を抑止するコマンドを紹介します。
このコマンドを自動起動などに登録してもよいのですが、電源管理アプレットなどが設定を上書きしてしまう可能性があります。
自動起動するのであれば、スリープを入れたりなど対処が必要と思われます。
以上、Xubuntu20.04で画面が勝手にオフされる(暗くなる)問題の対処方法でした。