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メッセージ(文字列)に色を付ける・tput

シェルスクリプトを実行し警告やエラーメッセージに色をつけたいと思ったことはありませんか?
tputコマンドを使うと簡単に実現できますよ。
詳細な使い方は man tput で確認ください。

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tputで色付き文字列を表示してみる

以下のキャプチャはtputコマンドを使って文字列(メッセージ)に色を付けてみた実行例になります。

01.png
 

tputのオプション

今回は、文字列に色を付けるために使用すると思われるオプションを紹介します。

  • 太文字にする
    tput bold
  • 文字色を指定する
    tput setaf 色番号
  • 背景色を指定する
    tput setab 色番号
  • 設定した色を解除する
    tput sgr0

tputの色番号

tputの色番号は次のようになります。

0
1
2
3黄色
4
5マゼンタ
6シアン
7

tputを使ってみる

文字色、背景色をforループで指定し色を付けた簡単なスクリプトになります。

for f in $(seq 0 7)
do
  for b in $(seq 0 7)
  do
    tput setaf $f; tput setab $b; echo -n Hello
  done
done
tput sgr0

上記のスクリプトをコピーし、ターミナルにペーストすれば動作するはずです。

上記スクリプトの動作結果キャプチャです。

02.png

以上、tputを使って文字や背景に色を付ける方法でした。



添付ファイル: file02.png 415件 [詳細] file01.png 354件 [詳細]

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Last-modified: 2019-09-08 (日) 21:49:26