teeコマンドでstderr(標準エラー)も対象にする(出力する) †teeコマンドを以下のように使用すると標準エラー(stderr)はファイルに出力されません。 本資料では、teeを使って標準入力(stdout), 標準エラー(stderr)の両方をファイルに出力する方法を記します。 コマンド | tee 出力ファイル名 関連資料 †
標準エラー(stderr)を標準入力(stdout)に出力するようにする †以下の構文のようにすればteeにより標準エラー(stderr)を標準入力(stdout)の両方を指定したファイルに出力することができます。 コマンド 2>&1 | tee 出力ファイル名 実際に試してみる †以下はechoコマンドを使ってstdout(標準出力)とstderr(標準エラー出力)に文字列を出力するシェルスクリプトを作成し実行したときの結果です。 #/bin/bash echo output stdout echo output stderr 1>&2 teeのみを使用して実行する †stderrはteeで指定したファイルに出力されず端末に表示される通常の使用方法で実行してみます。
2>&1を利用してteeにパイプで渡してみる †以下の構文で標準出力(stdout)、標準エラー出力(stderr)の両方がteeで指定したファイル名に出力されます。 コマンド 2>&1 | tee 出力ファイル名
以上、teeコマンドで標準出力(stdout)、標準エラー出力(stderr)の両方を出力する方法でした。 |