UbuntuにPowerShell Coreをインストールみる †
本記事は、Ubuntu18.04にMicrosoft PoewrShell Core をインストールする手順と簡単な動作確認を行います。
PowerShell Coreのインストールは、Microsoft社が公開している手順に沿えば簡単にインストールできます。
また、win.just4fun.bizでは、PowerShellのサンプルコード等を紹介していますので試してみてください。
関連サイト †
関連記事 †
動作確認環境 †
$ lsb_release -d
Description: Ubuntu 18.04.4 LTS
PowerShell Coreのインストール手順 †
上記の関連サイトのリンクと同等の操作になります。
以下、上記のサイトからの抜粋です。
# Download the Microsoft repository GPG keys
wget -q https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb
# Register the Microsoft repository GPG keys
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
# Update the list of products
sudo apt-get update
# Enable the "universe" repositories
sudo add-apt-repository universe
# Install PowerShell
sudo apt-get install -y powershell
# Start PowerShell
pwsh
上記のコマンドを見ると、debパッケージをダウンロードして、
管理者権限を持つユーザで、ダウンロードしたパッケージでGPGやPowerShell Coreのリポジトリ情報が設定されるようです。
その後、追加されたリポジトリより、PowerShell Coreをダウンロードしインストールし、実行しています。
コマンドを実行しインストールしてみる †
上記のコマンド群を実行する前に、システムを最新にしましょう。
- ターミナルを起動します。
- 以下のコマンドを実行します。
パスワードを聞かれた場合は、パスワードを入力しEnterキーを押します。
sudo apt update
- 以下のコマンドで最新にアップデートします。
sudo apt upgrade -y
このコマンドでエラー出力された場合は、バックグランドでアップデート中です。
しばらくしてから、再度実行してみてください。
以降、上記の Microsoft社推奨の手順でPowerShell Coreをインストールしてみます。
- ターミナルで以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。
wget -q https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/18.04/packages-microsoft-prod.deb
実際に実行したときのキャプチャです。
ダウンロードされたファイルが存在するかをlsコマンドで確認しています。
尚、ダウンロードする場所はどこでも良いです。
本手順では、インストール完了後にpackages-microsoft-prod.debファイルを削除します。
- 以下のコマンドを実行し、ダウンロードしたパッケージをインストールします。
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
実際に実行したときのキャプチャです。
また、上記コマンドによりリポジトリファイルが追加されていますね。
- リポジトリファイルが追加されたので、以下のコマンドで最新化します。
sudo apt-get update
- universeリポジトリを有効化します。
有効化のメッセージが表示されます。
sudo add-apt-repository universe
- aptコマンドを使って powershell をインストールします。
sudo apt-get install -y powershell
ちなみにpowershellがリポジトリにあるかどうかを apt search で検索しました。
以下の出力の通り、powershellがありますね。
- プロンプト($)が戻ってきたら完了です。
インストール中は以下のような画面が表示されます。
PowerShell Coreを起動してみる †
PowerShell Coreのコマンドはpwshになります。
実際に実行したときのキャプチャになります。
以上、LinuxにPowerShell Coreをインストールする手順でした。