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ヒアドキュメントをファイルに出力する方法

ヒアドキュメントを利用して以下のようなスクリプトを記述し実行すると端末に表示されます。
ファイルに出力したい場合は、リダイレクトでファイルに出力すればいいのですが、1つのシェルスクリプトに複数のヒアドキュメントと複数のファイル出力をしたい場合の例を以下に記します。


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端末に出力される一般的なヒアドキュメント例

#!/bin/bash
cat << EOT
HELLO WORLD
KONNICHIWA
NIHAO
EOT

ヒアドキュメントをファイルに出力する方法

以下のように記述することによりファイルに出力することができます。

#!/bin/bash
cat << EOT >> out.txt
HELLO WORLD
KONNICHIWA
NIHAO
EOT

実行結果

$ ls -l out.txt
ls: out.txt: そのようなファイルやディレクトリはありません
$ ./sample-01.sh 
$ cat out.txt
HELLO WORLD
KONNICHIWA
NIHAO
$ ./sample-01.sh 
$ cat out.txt
HELLO WORLD
KONNICHIWA
NIHAO
HELLO WORLD
KONNICHIWA
NIHAO

リダイレクト文字に>>を指定しているので、2回起動すると追記されているのが確認できます。
リダイレクト文字に>を指定すれば、ファイルがない場合は新規作成され、存在する場合は前のデータは削除されヒアドキュメントの内容がファイルに出力されます。
上記サンプルシェルスクリプトでは、EOT〜EOTまでの内容をout.txtに追記モードでout.txtファイルに出力しています。



添付ファイル: filesample-01.sh 910件 [詳細]

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Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:27:00