WindowsがホストOSで、LinuxがゲストOSの場合、Windows上のOneDriveやDropboxのフォルダを
ゲストOSのLinuxから触れる(マウント)したい場合は、VirtualBoxの共有フォルダの設定が便利です。
本機能を利用するには、ゲストOSにVirtualBox Guest Additionsがインストール済みである必要があります。
ゲストOSにDebianを利用しているので、Ubuntuなどであれば同様の操作で共有フォルダ設定が可能です。
Windows側のOneDrive, DropboxのフォルダをゲストOSでマウントできるように以下の設定を行います。
Linux側では、VirtualBoxのGuest Additionsがインストール済みである必要があります。
インストール方法については、本記事の関連記事?を参考にしてください。
gpasswd -a 追加したいユーザー vboxsfUbuntu系の場合は、sudoコマンドを使用し、以下の構文になります。
sudo gpasswd -a 追加したいユーザー vboxsf
本資料では、ユーザーIDがsakuraなので、以下のようになります。
gpasswd -a sakura vboxsf
Ubuntu系の場合は
sudo gpasswd -a sakura vboxsf
上記コマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示されます。
ユーザ sakura をグループ vboxsf に追加
再度ゲストOS(Linux)にログインし、フォルダを確認してください。
マウントされているはずです。
また読み書き両方とも可能となります。
以上、VirtualBoxの共有フォルダ機能を使って、Windows側のOneDrive, DropboxをゲストOSのLinuxからアクセスする方法でした。