#navi(../)
* コアダンプを出力するようにする [#yba3f3bf]
segmentation faultなどによりプログラムが停止したとき、コアダンプファイルが出力されていない場合は、以下の設定で出力されるようになります。~
デバッグなどで利用してください。
#contents
//#htmlinsert(linux_ads_top.html)
* コアダンプの出力設定確認 [#s919bd9b]
ターミナルを起動し以下のコマンドを実行してください。
ulimit -a
#ref(ulimit-01.gif)
core file size (blocks, -c) 0
ulimit -a の出力の上記出力がコアダンプファイルの出力サイズになります。~
この場合、値が0なので出力されません。
*コアダンプを出力する設定方法 [#p6016180]
出力させる方法は以下の操作により可能です。
-デバッグ対象プログラムを起動前にulimitコマンドを実行する(-c以降に最大出力サイズを指定する)
ulimit -c 10000000
-生成するCoreのサイズを制限しない場合は以下のように設定します。
ulimit -c unlimited
以下、segmentation faultが出力されるプログラムを作成し実行した結果です。
#ref(ulimit-02.gif)
-毎回ulimitを設定するのは面倒なので.bashrcなど記述する
viやgeditなどのエディタを起動し.bashrcにulimit -c <値>を追記する。~
以下のように追記しておけば毎回設定する必要がありません。~
以下の画像はUbuntu8.04の.bashrcです。一番最後に追記してあります。
#ref(ulimit-03.gif)
//#htmlinsert(linux_ads_btm.html)