Linux環境設定/複数ある外付けHDDを指定したマウントポイントにマウントする方法
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#navi(../) * 複数ある外付けハードディスクを指定したマウントポイントにマウントする方法 [#m12da3fb] 外付けハードディスクが複数取り付けられていると、fstabに/dev/デバイスで指定しても再起動時に~ デバイスを認識するタイミングによりデバイス名が変わってしまう場合があります。~ そのため、リブート後/etc/fstabで自動マウントにしているとデバイス名と実際のハードディスクがころころと入れ替わってしまいます。~ 本事象の対象方法としてデバイスのUUIDを使用して、外付けハードディスクのマウントポイントを指定する方法を以下に記します。~ 使用したディストリビューションはCentOS5になります。 #contents #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) * 関連資料 [#u54f73ae] -[[起動時のファイルシステムチェック間隔の確認>Linux環境設定/起動時のファイルシステムチェック間隔の確認]] -[[再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法>Linux環境設定/再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法]] -[[パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた>Linux環境設定/パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた]] * 修正前の/etc/fstab [#h210f1ee] 2台のUSB接続ハードディスクを増設しており、以下のように設定していました。 <省略> /dev/sda1 /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 /dev/sdb1 /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 この状態だとサーバー再起動時、USBハードディスクの認識順番によって、マウントポイントが入れ替わってしまうことがありました。 * blkidコマンドを利用してUUIDを取得 [#uee9d652] rootユーザになり、blkidコマンドを実行します。~ 出力に接続されているハードディスクのUUIDが表示されるので、このUUIDを利用し/etc/fstabのデバイス名として利用します。 # blkid <省略> /dev/sdb1: UUID="12345678-1234-1111-2222-123456789012" SEC_TYPE="ext2" TYPE="ext3" /dev/sda1: UUID="abcdefab-abcd-abcd-abcd-abcdef123456" SEC_TYPE="ext2" TYPE="ext3" * UUIDを利用して/etc/fstabを変更する [#be79562b] 上記でblkidコマンドを使用してUUIDを取得しました。~ この値を利用して以下のように変更しました。 -変更前 <省略> /dev/sda1 /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 /dev/sdb1 /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 -変更後 <省略> UUID="12345678-1234-1111-2222-123456789012" /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 UUID="abcdefab-abcd-abcd-abcd-abcdef123456" /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 このUUIDを使用した設定により、再起動してもハードディスクのマウントポイントが入れ替わる事象が発生しなくなります。 #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)
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#navi(../) * 複数ある外付けハードディスクを指定したマウントポイントにマウントする方法 [#m12da3fb] 外付けハードディスクが複数取り付けられていると、fstabに/dev/デバイスで指定しても再起動時に~ デバイスを認識するタイミングによりデバイス名が変わってしまう場合があります。~ そのため、リブート後/etc/fstabで自動マウントにしているとデバイス名と実際のハードディスクがころころと入れ替わってしまいます。~ 本事象の対象方法としてデバイスのUUIDを使用して、外付けハードディスクのマウントポイントを指定する方法を以下に記します。~ 使用したディストリビューションはCentOS5になります。 #contents #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) * 関連資料 [#u54f73ae] -[[起動時のファイルシステムチェック間隔の確認>Linux環境設定/起動時のファイルシステムチェック間隔の確認]] -[[再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法>Linux環境設定/再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法]] -[[パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた>Linux環境設定/パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた]] * 修正前の/etc/fstab [#h210f1ee] 2台のUSB接続ハードディスクを増設しており、以下のように設定していました。 <省略> /dev/sda1 /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 /dev/sdb1 /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 この状態だとサーバー再起動時、USBハードディスクの認識順番によって、マウントポイントが入れ替わってしまうことがありました。 * blkidコマンドを利用してUUIDを取得 [#uee9d652] rootユーザになり、blkidコマンドを実行します。~ 出力に接続されているハードディスクのUUIDが表示されるので、このUUIDを利用し/etc/fstabのデバイス名として利用します。 # blkid <省略> /dev/sdb1: UUID="12345678-1234-1111-2222-123456789012" SEC_TYPE="ext2" TYPE="ext3" /dev/sda1: UUID="abcdefab-abcd-abcd-abcd-abcdef123456" SEC_TYPE="ext2" TYPE="ext3" * UUIDを利用して/etc/fstabを変更する [#be79562b] 上記でblkidコマンドを使用してUUIDを取得しました。~ この値を利用して以下のように変更しました。 -変更前 <省略> /dev/sda1 /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 /dev/sdb1 /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 -変更後 <省略> UUID="12345678-1234-1111-2222-123456789012" /mnt/hdd1 ext3 defaults 0 0 UUID="abcdefab-abcd-abcd-abcd-abcdef123456" /mnt/hdd2 ext3 defaults 0 0 このUUIDを使用した設定により、再起動してもハードディスクのマウントポイントが入れ替わる事象が発生しなくなります。 #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)
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