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*セマフォ、メッセージキュー、シェアードメモリのリソース情報を確認する [#p3e0882b]

セマフォの最大値やメッセージキューの各種値などを確認するには以下のコマンドを利用します。~
以下にipcsコマンドの使用例を記します。

 ipcs

#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)
#contents

* 関連記事 [#f80c0e21]
-[[セマフォの使用状況確認・削除方法・ipcs,ipcrm>逆引きUNIXコマンド/セマフォの使用状況確認・削除方法・ipcs,ipcrm]]
-[[共有メモリセグメントの使用状況確認・削除方法・ipcs,ipcrm>逆引きUNIXコマンド/共有メモリセグメントの使用状況確認・削除方法・ipcs,ipcrm]]



* 各種リソース情報の表示 [#f75c5c05]
各種リソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。~
シェアードメモリの制限、セマフォの制限、メッセージキューの制限が表示されます。
 ipcs -l

*実行結果 [#u8c80482]
 $ ipcs -l
 
 ------ 共有メモリの制限 --------
 セグメント数の最大値 = 4096
 セグメントサイズの最大 (単位:KB) = 32768
 合計共有メモリの最大 (単位:KB) = 8388608
 最小セグメントサイズ (単位:バイト) = 1
 
 ------ セマフォの制限 --------
 最大配列数 = 128
 配列毎の最大セマフォ数 = 250
 システム全体の最大セマフォ数 = 32000
 semop 呼び出し毎の最大命令数 = 32
 セマフォ最大値 = 32767
 
 ------ メッセージ: 制限 --------
 システム全体での最大キュー数 = 1230
 最大メッセージサイズ (バイト) = 8192
 キューサイズ最大値の初期値 (バイト) = 16384

** セマフォのリソース確認 [#od0957b9]
セマフォのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
 ipcs -ls

***実行結果 [#r78e2484]
 $ ipcs -ls
 
 ------ セマフォの制限 --------
 最大配列数 = 128
 配列毎の最大セマフォ数 = 250
 システム全体の最大セマフォ数 = 32000
 semop 呼び出し毎の最大命令数 = 32
 セマフォ最大値 = 32767

** メッセージキューのリソース確認 [#ceadbce8]
メッセージキューのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
 ipcs -lq

***実行結果 [#n75a93e3]
 $ ipcs -lq
 
 ------ メッセージ: 制限 --------
 システム全体での最大キュー数 = 1230
 最大メッセージサイズ (バイト) = 8192
 キューサイズ最大値の初期値 (バイト) = 16384

** シェアードメモリのリソース確認 [#cb07c8e9]
シェアードメモリのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
 ipcs -lm

***実行結果 [#wcc38c7e]
 $ ipcs -lm
 
 ------ 共有メモリの制限 --------
 セグメント数の最大値 = 4096
 セグメントサイズの最大 (単位:KB) = 32768
 合計共有メモリの最大 (単位:KB) = 8388608
 最小セグメントサイズ (単位:バイト) = 1

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#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)
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