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#navi(../)
* sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法 [#d3b86660]
自宅や社内ではデフォルトである、22番ポートで接続したいが、外から(インターネット)は指定したポートに接続したいなどという場合、本資料が役に立つと思います。~
動作確認を行ったディストリビューションは、以下の通りです。
$ lsb_release -d
Description: Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)
#contents
#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)
* sshd_configのPort設定を編集 [#qd6aaee3]
/etc/ssh/sshd_configのPortの設定を追記すれば、簡単に複数ポートで待受することができます。~
ssh_configというファイルもありますので注意してください。~
今回、修正するファイルは、ssh''d''_configになります。
** 変更前 sshd_config [#p6c159af]
# What ports, IPs and protocols we listen for
#Port 22
** 変更後 sshd_config [#pd4181fd]
# What ports, IPs and protocols we listen for
#Port 22
# change ssh port number.
Port 437
Port 22
上記の通り、待受したいポートを複数記述すれば良いだけです。~
本資料では、Port 437, Port 22をリッスンするようにしています。
* 設定変更後の再起動 [#bdc7ad28]
Debian系Raspbianを使用しましたので、以下のコマンドでsshdの再起動ができます。
sudo service ssh restart
以下のコマンドで動作しているか確認しました。~
437,22ポートでリッスンしているのが確認できました。
$ ss -ant4 | grep -e 22 -e 437
LISTEN 0 128 *:22 *:*
LISTEN 0 128 *:437 *:*
ESTAB 0 0 192.168.1.81:437 192.168.1.16:52892
以上、sshdで複数ポートでリッスンする設定手順でした。
#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)