自宅や社内ではデフォルトである、22番ポートで接続したいが、外から(インターネット)は指定したポートに接続したいなどという場合、本資料が役に立つと思います。
動作確認を行ったディストリビューションは、以下の通りです。
$ lsb_release -d Description: Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)
/etc/ssh/sshd_configのPortの設定を追記すれば、簡単に複数ポートで待受することができます。
ssh_configというファイルもありますので注意してください。
今回、修正するファイルは、sshd_configになります。
# What ports, IPs and protocols we listen for #Port 22
# What ports, IPs and protocols we listen for #Port 22 # change ssh port number. Port 437 Port 22
上記の通り、待受したいポートを複数記述すれば良いだけです。
本資料では、Port 437, Port 22をリッスンするようにしています。
Debian系Raspbianを使用しましたので、以下のコマンドでsshdの再起動ができます。
sudo service ssh restart
以下のコマンドで動作しているか確認しました。
437,22ポートでリッスンしているのが確認できました。
$ ss -ant4 | grep -e 22 -e 437
LISTEN 0 128 *:22 *:* LISTEN 0 128 *:437 *:* ESTAB 0 0 192.168.1.81:437 192.168.1.16:52892
以上、sshdで複数ポートでリッスンする設定手順でした。