シェルスクリプトを実行し警告やエラーメッセージに色をつけたいと思ったことはありませんか?
tputコマンドを使うと簡単に実現できますよ。
詳細な使い方は man tput で確認ください。
以下のキャプチャはtputコマンドを使って文字列(メッセージ)に色を付けてみた実行例になります。
今回は、文字列に色を付けるために使用すると思われるオプションを紹介します。
tput bold
tput setaf 色番号
tput setab 色番号
tput sgr0
tputの色番号は次のようになります。
値 | 色 |
0 | 黒 |
1 | 赤 |
2 | 緑 |
3 | 黄色 |
4 | 青 |
5 | マゼンタ |
6 | シアン |
7 | 白 |
文字色、背景色をforループで指定し色を付けた簡単なスクリプトになります。
for f in $(seq 0 7) do for b in $(seq 0 7) do tput setaf $f; tput setab $b; echo -n Hello done done tput sgr0
上記のスクリプトをコピーし、ターミナルにペーストすれば動作するはずです。
上記スクリプトの動作結果キャプチャです。
以上、tputを使って文字や背景に色を付ける方法でした。