コマンド履歴に実行した日時を追加する方法・HISTTIMEFORMAT †
bashの環境変数 HISTTIMEFORMAT に日時のフォーマットを指定することにより、コマンドを実行した日時を追記することができます。
これにより、サーバメンテナンスなどで、いつコマンドを実行したなどを確認することができます。
関連記事 †
HISTTIMEFORMATを使ってみる †
以下のようにHISTTIMEFORMATの書式を設定しました。
HISTTIMEFORMAT='%Y-%m-%d %H:%M:%S '
実際に各種コマンドを実行してみます。
- 既存の履歴をhistory -c で全消去する。
[sakura@centos ~]$ history -c
- HISTTIMEFORMATにYYYY-MM-DD HH:MI:SS の書式を設定する。
[sakura@centos ~]$ HISTTIMEFORMAT='%Y-%m-%d %H:%M:%S '
- dateコマンドを実行。
[sakura@centos ~]$ date
2013年 12月 5日 木曜日 22:54:40 JST
- lsコマンドを実行。
[sakura@centos ~]$ ls -l
合計 0
- historyコマンドを実行。
各コマンドを実行した時の日時が表示されているのが確認できます。
[sakura@centos ~]$ history
1 2013-12-05 22:54:38 HISTTIMEFORMAT='%Y-%m-%d %H:%M:%S '
2 2013-12-05 22:54:40 date
3 2013-12-05 22:54:41 ls -l
4 2013-12-05 16:54:45 history
以上、historyの履歴に各コマンドが実行された日時を表示する方法でした。