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起動時のファイルシステムチェック間隔の確認

ある程度の期間が過ぎたり、マシンの起動回数が既定の値になった場合、ファイルシステムのチェックが動作します。(fsck)
この資料はその値の確認方法を記しています。

以下、ubuntu9.10とCentOS5.4にて操作を行いました。


関連資料

fdiskとtune2fs

fdiskコマンドでディスクの情報を調べます。

  • Ubuntu
    sudo fdisk -l
    fsck-param-01.png
     
  • CentOS
    rootユーザにスイッチしてからfdiskコマンドでディスクの情報を調べます。
    su -
    パスワード:
    fdisk -l
    fsck-param-11.png
     

上記コマンドによりUbuntuは/dev/sda1, CentOSはブートデバイスが/dev/hda1と分かったので次にtune2fsコマンドを利用して設定値を確認します。

  • Ubuntu
    sudo tune2fs -l /dev/sda1
    fsck-param-02.png
     
  • CentOS
    rootユーザで実行します。
    tune2fs -l /dev/hda1
    fsck-param-12.png
     

上図のようにたくさんの情報が表示されます。
その中のMount count, Maximum mount count, Check intervalの値を確認します。
以下、出力結果の抜粋

  • Ubuntuの場合
    Mount count:              2
    Maximum mount count:      31
    Check interval:           15552000 (6 months)
    • Mount count
      前回のファイルシステムチェックからマウントされた回数。
    • Maximum mount count
      Mount countがこの回数に達すると起動時にファイルシステムチェックが動作します。
    • Check interval
      この値の期間が過ぎると次回起動時ファイルシステムチェックが動作します。
  • CentOSの場合
    Maximum mount countが-1になっているのでファイルシステムチェックは動作しません。(抑止されています)
    またCheck intervalが0なので、これも同様にファイルシステムチェックは動作しません。

 

添付ファイル: filefsck-param-01.png 584件 [詳細] filefsck-param-02.png 559件 [詳細] filefsck-param-11.png 497件 [詳細] filefsck-param-12.png 571件 [詳細]

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Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:29:46