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grepコマンドで検索したキーワードの前後の行を表示する方法

grepコマンドで検索したキーワードの前後の行を表示する方法を記します。


使用したデータ

本資料では、以下の47都道府県テキストファイルを使用しました。

filepref.txt - UTF-8, LF

北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県

grep -数字 で前後の行を表示できる

見つかった検索キーワードの前後の行を表示したい場合は、grepコマンドに前後に表示したい行数を指定すれば動作します。
ファイルを指定した場合の構文は以下の通りです。

grep -数字 ファイル名

以下、3行を指定して実行したときの出力です。

$ grep -3 東京都 pref.txt
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県

複数のキーワードを指定すると以下のような出力になります。 $ grep -2 -e 東京都 -e 京都府 pref.txt

埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
--
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県

行番号も付与したい

行番号を一緒に表示したい場合は、-nオプションをつければ実現できます。
オプションを一緒につけて記述してもよいですし、分けて記述しても同様の結果となります。

$ grep -3n 東京都 pref.txt
10-群馬県
11-埼玉県
12-千葉県
13:東京都
14-神奈川県
15-新潟県
16-富山県
$ grep -3 -n 東京都 pref.txt
10-群馬県
11-埼玉県
12-千葉県
13:東京都
14-神奈川県
15-新潟県
16-富山県

以上、grepで検索したキーワードの前後の行を表示する方法でした。



添付ファイル: filepref.txt 362件 [詳細]

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Last-modified: 2019-04-03 (水) 23:45:05