iBook G4 1.2GHzをUbuntu10.04で使用していましたが、そろそろ再インストールをしようと思い、Lubuntu 12.04 (Precise Pangolin)をインストールしてみることにしました。
PowerPC向けのダウンロードページは以下のURLになります。
https://wiki.ubuntu.com/PowerPCDownloads/
ここから Lubuntu 12.04 (Precise Pangolin)のインストールイメージをダウンロードしました。
http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/precise/release/
ダウンロードしたイメージは、Mac (PowerPC) and IBM-PPC (POWER5) desktop CDです。
ダウンロードしたisoイメージをDVD-Rに焼きインストールを行いました。
(Download iso image file : lubuntu-12.04-desktop-powerpc.iso)
以下にiBook G4 1.2GHzにLubuntu 12.04をインストールした手順などを記します。
インストール後に以下の設定などを行いました。
端末を起動し以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install firmware-b43-installer
以下のスクリーンショットのようにアクセスポイントが表示されます。
アクセスポイントをクリックし、パスワード認証すれば、アクセスポイントのパスワード入力画面になります。
あとは、アクセスポイントのパスワードを入力すれば無線による接続が可能になります。
画面上に インプットメソッドのインジケータを表示するように設定しました。
端末を起動し、ibus-setup と入力し起動すると、IBusの設定画面が表示されます。
設定は以下のようにしました。
以下のコマンドによりマシンを再起動しなくてもインジケータが表示されます。
(再起動しても表示されました。)
ibus-daemon -drx
インプットメソッドのインジケータを表示したスクリーンショットです。
デフォルトのバッテリ表示はうまく動作していないようだったので、xbattbar をインストールしました。
端末を起動して以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install xbattbar
端末を開いてxbattbarを起動すれば、画面の一番下にバッテリーバーが数ドット幅で表示されます。
しかし、毎回端末から起動するのも面倒なので、.profileに以下の構文を追記しました。
xbattbar &
.profileの抜粋です。
<snip> # set PATH so it includes user's private bin if it exists if [ -d "$HOME/bin" ] ; then PATH="$HOME/bin:$PATH" fi xbattbar &
以下のスクリーンショットの通り、一番下に数ドット幅で表示されています。
緑のバーは充電中状態であることを示してます。
(充電が完了すれば画面一杯が緑色になります。)
xbattbarには各種オプションがあります。
上下左右にバーを表示したりすることができるのでmanコマンドで使用方法を確認してみてください。
今回、端末からapt-getコマンドでインストールしました。 apt-getコマンドでlibreofficeをインストール
sudo apt-get install libreoffice
起動してみると、メニューなどが日本語になっていなかったので以下のパッケージをインストールし、日本語化されました。
sudo apt-get install libreoffice-l10n-ja
以下のように一緒にインストールしてしまえばよいと思います。
sudo apt-get install libreoffice libreoffice-l10n-ja
以上、iBook G4 1.2GHzに Lubuntu12.04をインストールした時の資料でした。