逆引きUNIXコマンド/システム情報を取得する・sarコマンド
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#navi(../) * sarコマンドの使い方 [#o66854b6] sysstatに含まれる''sar''コマンドを利用するとLinuxのシステム情報を取得することができます。~ sarコマンドの使用例とsarコマンドで取得したデータの解析方法などを以下に記します。 &color(red){''sarで取得したデータをcsv化するにはtrコマンドを利用すると簡単です。''};~ ''関連記事'' : ''「[[複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する>逆引きUNIXコマンド/複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する]]」'' 他にもsadfコマンドを使用する方法もあります。~ ''関連記事'' : [[sarの結果をsv形式で出力する・sadf>逆引きUNIXコマンド/sarの結果をcsv,tsv形式で出力する・sadf]] #contents #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) *関連資料 [#j585fed9] - [[iostat,sarコマンドのインストール>CentOS/iostat,sarコマンドのインストール]] -[[各CPUコアのCPU使用率などを調べたい・mpstat>逆引きUNIXコマンド/各CPUコアのCPU使用率を調べる・mpstat]] -[[psコマンドでスレッドを確認する方法>逆引きUNIXコマンド/psコマンドでスレッドを確認する方法]] - [[複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する>逆引きUNIXコマンド/複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する]] -[[メモリ使用量を調べる・freeコマンド>逆引きUNIXコマンド/メモリ使用量を調べる・freeコマンド]] * sarコマンドの実行 [#mab40ee9] sar -A 1 3 上記のコマンドを発行すると全情報(-Aオプション)を1秒おきに3回出力します。~ これではあまり便利ではないので後述のような使い方がよいと思います。 * sarコマンドによる取得情報をファイルに出力 [#td757a9f] sar -A -o FILENAME 1 10 上記のコマンドを発行すると、1秒おき計10回全ての情報を取得しFILENAMEファイルに取得データを出力します。 * 取得したsarデータファイルを見る方法 [#b18b0671] 取得したファイルを指定すれば(-fオプションにより指定)いろいろな利用状況や統計情報を確認することができます。 **CPU利用状況を確認する [#k8cf74c6] CPU利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -u -f FILENAME **ディスク利用状況を確認する [#kb4f2d87] ディスク利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -b -f FILENAME **ページング統計情報を確認する [#wad57511] ページング統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -B -f FILENAME **メモリ・スワップ利用状況を確認する [#b4d9a1c6] メモリ・スワップ利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -r -f FILENAME **プロセス生成状況を確認する [#naf64a9f] プロセス生成状況を確認するsarコマンド例。 sar -c -f FILENAME **スワップイン・スワップアウトの統計情報を確認する [#p1ddf11e] スワップイン・スワップアウトの統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -W -f FILENAME **送受信パケットの統計情報を確認する [#e0fe2efa] 送受信パケットの統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n DEV -f FILENAME |IFACE|インタフェース名称| |rxpck/s|受信パケット数/sec| |txpck/s|送信パケット数/sec| |rxbyt/s|受信バイト数/sec| |txbyt/s|送信バイト数/sec| |rxcmp/s|圧縮受信パケット数/sec| |txcmp/s|圧縮送信パケット数/sec| |rxmcst/s|マルチキャスト受信パケット数/sec| **ネットワークエラー(障害)の統計情報を確認する [#kd3c6f72] ネットワークエラー(障害)の統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n EDEV -f FILENAME **ソケットに関する統計情報を確認する [#b014f3c4] ソケットに関する統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n SOCK -f FILENAME 以上、使用される可能性が高いと思われるオプションを説明しました。~ 他にもオプションがあるので調べてみると合致するものがあるかもしれません。 #br #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html) #br
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#navi(../) * sarコマンドの使い方 [#o66854b6] sysstatに含まれる''sar''コマンドを利用するとLinuxのシステム情報を取得することができます。~ sarコマンドの使用例とsarコマンドで取得したデータの解析方法などを以下に記します。 &color(red){''sarで取得したデータをcsv化するにはtrコマンドを利用すると簡単です。''};~ ''関連記事'' : ''「[[複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する>逆引きUNIXコマンド/複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する]]」'' 他にもsadfコマンドを使用する方法もあります。~ ''関連記事'' : [[sarの結果をsv形式で出力する・sadf>逆引きUNIXコマンド/sarの結果をcsv,tsv形式で出力する・sadf]] #contents #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) *関連資料 [#j585fed9] - [[iostat,sarコマンドのインストール>CentOS/iostat,sarコマンドのインストール]] -[[各CPUコアのCPU使用率などを調べたい・mpstat>逆引きUNIXコマンド/各CPUコアのCPU使用率を調べる・mpstat]] -[[psコマンドでスレッドを確認する方法>逆引きUNIXコマンド/psコマンドでスレッドを確認する方法]] - [[複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する>逆引きUNIXコマンド/複数スペースが区切りとなっているファイルをCSVに変換する]] -[[メモリ使用量を調べる・freeコマンド>逆引きUNIXコマンド/メモリ使用量を調べる・freeコマンド]] * sarコマンドの実行 [#mab40ee9] sar -A 1 3 上記のコマンドを発行すると全情報(-Aオプション)を1秒おきに3回出力します。~ これではあまり便利ではないので後述のような使い方がよいと思います。 * sarコマンドによる取得情報をファイルに出力 [#td757a9f] sar -A -o FILENAME 1 10 上記のコマンドを発行すると、1秒おき計10回全ての情報を取得しFILENAMEファイルに取得データを出力します。 * 取得したsarデータファイルを見る方法 [#b18b0671] 取得したファイルを指定すれば(-fオプションにより指定)いろいろな利用状況や統計情報を確認することができます。 **CPU利用状況を確認する [#k8cf74c6] CPU利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -u -f FILENAME **ディスク利用状況を確認する [#kb4f2d87] ディスク利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -b -f FILENAME **ページング統計情報を確認する [#wad57511] ページング統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -B -f FILENAME **メモリ・スワップ利用状況を確認する [#b4d9a1c6] メモリ・スワップ利用状況を確認するsarコマンド例。 sar -r -f FILENAME **プロセス生成状況を確認する [#naf64a9f] プロセス生成状況を確認するsarコマンド例。 sar -c -f FILENAME **スワップイン・スワップアウトの統計情報を確認する [#p1ddf11e] スワップイン・スワップアウトの統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -W -f FILENAME **送受信パケットの統計情報を確認する [#e0fe2efa] 送受信パケットの統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n DEV -f FILENAME |IFACE|インタフェース名称| |rxpck/s|受信パケット数/sec| |txpck/s|送信パケット数/sec| |rxbyt/s|受信バイト数/sec| |txbyt/s|送信バイト数/sec| |rxcmp/s|圧縮受信パケット数/sec| |txcmp/s|圧縮送信パケット数/sec| |rxmcst/s|マルチキャスト受信パケット数/sec| **ネットワークエラー(障害)の統計情報を確認する [#kd3c6f72] ネットワークエラー(障害)の統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n EDEV -f FILENAME **ソケットに関する統計情報を確認する [#b014f3c4] ソケットに関する統計情報を確認するsarコマンド例。 sar -n SOCK -f FILENAME 以上、使用される可能性が高いと思われるオプションを説明しました。~ 他にもオプションがあるので調べてみると合致するものがあるかもしれません。 #br #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html) #br
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