#author("2017-10-04T00:56:24+09:00","","")
#navi(../)
* shell request failed on channel 0 の対応方法 [#a3866817]
sshしたら以下のメッセージが出力されて接続できない。という事象になった場合、以下の設定で解決するかもしれません。~
あくまでも原因の一つであり、たの原因かもしれませんが、試してみる価値はあるかもしれません。

#contents
#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)

* shell request failed on channel 0 が出力された時 [#f136ab65]
他のユーザーでssh接続は可能でしょうか?~
例えばrootや他のアカウントでssh接続を試して見てください。~
もし、接続できるようであれば、ssh接続拒否されているユーザーが多くのプロセスやスレッドを~
実行しており、上限に達して接続できない可能性が大です。~

また、接続されているターミナルがあった場合、bashなどを起動して見てください。~
以下のようなメッセージが表示されませんか?
 bash : fork : retry : リソースが一時的に利用できません

 bash: fork: retry: Resource temporarily unavailable

多分、ユーザーが起動可能なプロセス(スレッド)を超過しているのが原因です。

試しに、rootで接続できるのであれば、ssh接続出来ないユーザープロセスをkillして見てください。~
すんなり、接続出来なかったユーザーアカウントでssh接続できると思います。

そのユーザーアカウントでログインし、以下のコマンドを実行してください。
 ulimit -u
この出力で表示される値が、ユーザーが実行可能なプロセス(スレッド)数になります。

* 対応方法 [#dd20eba5]
以下の手順でプロセス(スレッド)数の上限を変更します。
+ /etc/security/limits.conf の nprocの値を変更します。
+ 以下の例では、root,一般ユーザに許可するプロセス(スレッド)数を65535にした例です。
 * soft noproc 65535
 * hard noproc 65535
アスタリスクの部分をユーザーアカウントを指定することができます。~
ちなみに、softはユーザー変更できる上限。~
hardはrootユーザーが変更できる上限になります。~
アスタリスクの部分を@グループ名としてグループ指定することも可能です。
#br
+設定を反映を確認する場合、再度ログインし以下のコマンドを実行すれば良いです。~
nprocだけであれば、上記に記したように
 ulimit -u
全部見たいのであれば、
 ulimit -a
になります。

以上、shell request failed on channel 0 でした。

#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)



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