#author("2019-06-23T23:51:37+09:00","","")
#author("2019-06-23T23:53:57+09:00","","")
#navi(../)

* LinuxでWindowsネットワークの名前解決と共有フォルダアクセス方法 [#e8be2f6a]
本記事では、LinuxでWindowsネットワークの名前解決を実現するための設定記事です。~
またWindowsネットワークの名前解決によりLinuxから共有フォルダへのアクセスする方法を記してあります。

Ubuntuを使って動作確認を行いましたが、''Debian(系)であれば同様の手順''で設定が可能でしょう。~
またCentOSなどの場合でも、以下に記す設定およびパッケージをインストールすれば同様に実現可能であると思います。

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#contents

* 使用したディストーション [#v1c311fa]
Ubuntu18.04を使って動作確認を行いました。
 $ lsb_release -dd
 Description:	Ubuntu 18.04.2 LTS

* Windowsネットワークの名前解決(WINS)を実現する [#b859aa6d]
Windowsネットワークの名前解決であるWINS(Windows Internet Naming Service)を以下の手順で実現します。~
winbindパッケージのインストールと/etc/nsswitch.confに追加の設定をします。

** /etc/nsswitch.confの設定 [#qba19e8f]
修正前の/etc/nsswitch.confは以下のようになっていました。
 $ cat /etc/nsswitch.conf 
 # /etc/nsswitch.conf
 #
 # Example configuration of GNU Name Service Switch functionality.
 # If you have the `glibc-doc-reference' and `info' packages installed, try:
 # `info libc "Name Service Switch"' for information about this file.
 
 passwd:         compat systemd
 group:          compat systemd
 shadow:         compat
 gshadow:        files
 
 hosts:          files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns myhostname
 networks:       files
 
 protocols:      db files
 services:       db files
 ethers:         db files
 rpc:            db files
 
 netgroup:       nis
上記の ''hosts:'' 行の最後に ''wins'' を追記し保存します。~
追記に関しては以下の操作手順で行いました。~
本記事ではnanoを使用して修正していますが、みなさんの使い慣れたテキストエディタで修正してください。~
+ 端末(ターミナル)を起動します。
+ テキストエディタ(nano)を管理者で起動しnsswitch.confを開きます。~
 sudo nano /etc/nsswitch.conf
+ 以下のように追記しました。
--修正前
 hosts:          files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns myhostname
--修正後
 hosts:          files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns myhostname wins
#ref(01.png)
#ref(11.png)

** winbindパッケージをインストールする [#db82b721]
端末(ターミナル)を起動し、以下のコマンドを実行してください。~
winbindパッケージをインストールします。
 sudo apt install winbind -y

ちなみにwinbindパッケージの説明は以下の通りです。
 $ apt show winbind
 <省略>
 Description: service to resolve user and group information from Windows NT servers
 Samba は Unix システムでの SMB/CIFS プロトコルの実装です。ファイルを Microsoft Windows、OS X や
 他のUnix システムと クロスプラットフォームに共有できるようにします。 Samba は NT4 ドメイン、
 Active Directoryドメイン両方のドメインコントローラ またはメンバサーバとしても機能します。
 <省略>

上記の操作によりパッケージのインストールと設定は完了です。

* 実際にWindowsマシンの共有フォルダにアクセスしてみる [#rcf96602]
Ubuntu18.04のNautilus(ファイル)を起動し、UNCを入力してみます。
+ Nautilus(ファイル)を起動
+ Ctrl+l でパス入力のテキストボックスを表示
+ 以下のUNCを入力しEnterキーを押下
 smb://コンピュータ名/
や
 smb://コンピュータ名/共有フォルダ名
#ref(01.png)
#br
+Windowsネットワークのコンピュータ接続時のキャプチャです。
#ref(02.png)
#br
+実際に共有フォルダをクリックすると、ユーザアカウントおよびパスワードの入力画面が表示されます。
#ref(03.png)
#br
+ユーザアカウントおよびパスワードを入力すればWindowsの共有フォルダを見ることができます。

以上、Ubuntu(Linux)のWindowsネットワークの名前解決方法とWindowsの共有フォルダへのアクセス方法でした。

#htmlinsert(linux_ads_btm.html)

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