Linux Mintでstdio.hがないエラーの対処方法

Linux Mint 18 Sarahをインストールして、hello worldソースを作成、保存し、gccを実行したところ、stdio.hがない!とエラーが発生しました。
これは、Cライブラリやヘッダがないために発生します。
本資料は、Linux Mintにてgccによるコンパイルが可能になるようにする手順です。


使用したLinux Mint

本資料で使用したLinux Mintは以下の通りです。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:	LinuxMint
Description:	Linux Mint 18 Sarah
Release:	18
Codename:	sarah

Cライブラリおよびヘッダファイルのインストール

上記にも記述したように、Cライブラリとヘッダファイルがないために発生したエラーです。
定番おまじないのstdio.hがないなんて!という状態なのでインストールします。
インストールは以下のコマンドを実行します。

sudo apt install libc6-dev

Cライブラリおよびヘッダファイルパッケージの検索方法

該当するパッケージに関しては以下のコマンドで検索しました。

$ apt-cache search libc-dev | grep -i 'c library'
libc-dev-bin - GNU C Library: Development binaries
libc6-dev - GNU C Library: Development Libraries and Header Files
<省略>

出力の通り、libc6-devが該当します。

以上、Linux MintでCのライブラリおよびヘッダファイルをインストールする方法でした。


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