同様な資料で以下のような資料を公開しています。
Debianをインストール後、一般ユーザをUbutnuのようにsudoコマンドで管理者として動作させるための設定を記します。
使用したDebianは以下の通りです。
sakura@wheezy:~$ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Debian Description: Debian GNU/Linux 7.1 (wheezy) Release: 7.1 Codename: wheezy
sudoersのファイルを確認すると以下のようにsudoグループに所属していると
sudoグループに所属しているユーザーがsudoコマンドにより管理者として振る舞えることができます。
# Allow members of group sudo to execute any command %sudo ALL=(ALL:ALL) ALL
rootユーザーにスイッチユーザー(su)し、adduserコマンドでsakuraユーザーをsudoグループに追加した時の操作履歴です。
sakura@wheezy:~$ su - パスワード:
root@wheezy:~# adduser sakura sudo
root@wheezy:~# id sakura uid=1000(sakura) gid=1000(sakura) groups=1000(sakura),24(cdrom),25(floppy),27(sudo),<省略>
上記の設置操作により、指定した一般ユーザーがsudoコマンドを使って管理者として振る舞えるようになりました。
ただし、ログインしている場合は一度ログアウトしてからsudoコマンドを利用してください。
ログアウトしないとsudoグループに所属していてもエラーになることがあります。
試しにsudo lsをした時の出力です。
sakura@wheezy:~$ sudo ls [sudo] password for sakura: ダウンロード デスクトップ ビデオ 画像 テンプレート ドキュメント 音楽 公開
以上、Debianでsudoグループに所属させ管理者として振る舞う方法および設定でした。