追記

同様な資料で以下のような資料を公開しています。

Debianで一般ユーザーをsudoコマンドにて管理者として動作するようにする設定

Debianをインストール後、一般ユーザをUbutnuのようにsudoコマンドで管理者として動作させるための設定を記します。
使用したDebianは以下の通りです。

sakura@wheezy:~$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID:	Debian
Description:	Debian GNU/Linux 7.1 (wheezy)
Release:	7.1
Codename:	wheezy

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/etc/sudoersを確認する

sudoersのファイルを確認すると以下のようにsudoグループに所属していると
sudoグループに所属しているユーザーがsudoコマンドにより管理者として振る舞えることができます。

# Allow members of group sudo to execute any command
%sudo	ALL=(ALL:ALL) ALL

ユーザーをsudoグループに所属させる

rootユーザーにスイッチユーザー(su)し、adduserコマンドでsakuraユーザーをsudoグループに追加した時の操作履歴です。

  1. suコマンドでrootになる。
    sakura@wheezy:~$ su -
    パスワード:
  2. adduserコマンドで指定したユーザーをsudoグループに所属させる。
    以下のコマンドでは、sakuraユーザーをsudoグループに所属させることになります。
    root@wheezy:~# adduser sakura sudo
  3. idコマンドを使ってユーザーが所属するグループを表示。
    sudoグループに所属された事が確認できます。
    root@wheezy:~# id sakura
    uid=1000(sakura) gid=1000(sakura) groups=1000(sakura),24(cdrom),25(floppy),27(sudo),<省略>

sudoコマンドを使ってみる

上記の設置操作により、指定した一般ユーザーがsudoコマンドを使って管理者として振る舞えるようになりました。
ただし、ログインしている場合は一度ログアウトしてからsudoコマンドを利用してください。
ログアウトしないとsudoグループに所属していてもエラーになることがあります。

試しにsudo lsをした時の出力です。

sakura@wheezy:~$ sudo ls 
[sudo] password for sakura: 
ダウンロード  デスクトップ  ビデオ  画像
テンプレート  ドキュメント  音楽    公開

以上、Debianでsudoグループに所属させ管理者として振る舞う方法および設定でした。



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