#navi(../)
* grepコマンドでパターンヒットがあったファイルのファイル名のみ表示する方法 [#ic24969c]
grepコマンドを使用してパターンヒットしたファイル名のみ表示したい場合は、''-l''オプションを使用します。~
以下に使用例を記します。

#contents
#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)

* 関連資料 [#v74177e1]
-[[grepでタブを検索する方法>逆引きUNIXコマンド/grepでタブを検索する方法]]
-[[grepでハイフン付のキーワードを検索する方法>逆引きUNIXコマンド/grepでハイフン付のキーワードを検索する方法]]
-[[grepで指定したキーワードに色をつける>逆引きUNIXコマンド/grepで指定したキーワードに色をつける]]
-[[grepで複数のキーワードを除外する方法>逆引きUNIXコマンド/grepで複数のキーワードを除外する方法]]
-[[grepで複数キーワードを利用する>逆引きUNIXコマンド/grepで複数キーワードを利用する]]
-[[複数パターン指定でgrepが遅い場合の対応方法>逆引きUNIXコマンド/複数パターン指定でgrepが遅い場合の対応方法]]
-[[grepで大文字小文字を区別しないで検索する>逆引きUNIXコマンド/grepで大文字小文字を区別しないで検索する]]
-[[grepコマンドでパターンヒットがあったファイルのファイル名のみ表示する方法>逆引きUNIXコマンド/grepでパターンヒットがあったファイルのファイル名のみ表示する方法]]
-[[grepで検索した行の前後も表示する方法>逆引きUNIXコマンド/grepで検索した行の前後も表示する方法]]
-[[grepコマンド単体で隠しファイルや隠しディレクトリも対象にする方法>逆引きUNIXコマンド/grep単体で隠しファイルや隠しディレクトリも対象にする方法]]
-[[ディレクトリ配下のファイルも対象にgrepする>逆引きUNIXコマンド/ディレクトリ配下のファイルも対象にgrepする]]
-[[grepで指定した拡張子のみ対象としサブディレクトリも含む再帰検索する方法>逆引きUNIXコマンド/grepで指定した拡張子のみ対象としサブディレクトリも検索する方法]]

* grepの-lオプションを利用する [#bf066096]
manコマンドでgrepを調べると -l オプションは以下のように記述されています。
       -l, --files-with-matches
              通常の出力はせず、このオプションを指定しなかったときに出力される
              入力ファイルの名前を表示します。スキャン動作は最初のマッチで終了
              します。
したがって、以下の構文でgrepコマンドを使用してパターンヒットしたファイル名のみ表示することができます。
 grep -l パターン 対象

* grepの-lオプション実行結果例 [#k31585e5]
実際に/etcディレクトリ内で実行してみます。
CentOSを検索パターンとして指定し /etc/* を検索した結果です。
 [root@centos ~]# grep -l CentOS /etc/*
 /etc/grub.conf
 /etc/issue
 /etc/issue.net
 /etc/rc.sysinit
 /etc/redhat-release
上記のファイルには、CentOSが含まれています。

再帰的に調べたい場合は-rオプションを追加すればできます。
 [root@centos ~]# grep -lr JDK /etc
 /etc/alternatives/jre/lib/security/java.security
 /etc/alternatives/jre/lib/i386/server/libjvm.so
 /etc/alternatives/jre/lib/i386/libjava.so
 /etc/alternatives/jre/lib/i386/libhprof.so
 /etc/alternatives/jre/lib/i386/client/libjvm.so
 /etc/alternatives/jre/lib/rt.jar
 /etc/alternatives/jre/lib/jvm.hprof.txt

#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)



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