#author("2019-03-28T16:54:10+09:00","","")
#author("2019-03-29T21:35:15+09:00","","")
#navi(../)
* USB接続マウスの抜き挿しによりタッチパッドのオン・オフ制御を行うシェルスクリプト [#o6b17d46]
XubuntuをノートPCで使っていたところ、タッチパッドにより誤操作が発生し、USB接続マウスの挿抜により、~
タッチパッドを自動的にオン・オフしたいなぁ。と思いシェルスクリプトを作成しました。

&color(red){適当に作ったサンプルスクリプトなので他にも良い方法があると思います。};~
&color(red){シェルスクリプトのサンプルということで活用してください。};~
&color(red){また皆様の環境では正常に動作しない可能性もありますので、ご了承ください。};

#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)
#contents

* 関連記事 [#p61a1510]
-[[タッチパッドをオン・オフするコマンド・synclient>Ubuntu/タッチパッドをオン・オフするコマンド・synclient]]

* 使用したディストリビューション [#j3bd8481]
 $ lsb_release -cd
 Description:	Ubuntu 18.04.2 LTS
 Codename:	bionic

* マウスの挿抜によりタッチパッドのオン・オフを制御するシェルスクリプト [#a2e46d56]
以下、USB接続マウスの挿抜によりノートPCのタッチパッドをオン・オフするサンプルシェルスクリプトになります。
#ref(touchpad_auto_on_off.sh)
 #!/bin/bash
 
 SLEEP_TIME=2
 GREP_WORD='Mouse'
 
 TOUCHPAD='ON'
 while :
 do
     (lsusb -v | grep $GREP_WORD) > /dev/null 2>&1
     status=$?
     if [ $status -eq 0 -a $TOUCHPAD = 'ON' ]; then
         TOUCHPAD='OFF'
         synclient TouchpadOff=1 > /dev/null 2>&1 # touchpad off
     elif [ $status -ne 0 -a $TOUCHPAD = 'OFF' ]; then
         TOUCHPAD='ON'
         synclient TouchpadOff=0 > /dev/null 2>&1 # touchpad on 
     fi
     sleep $SLEEP_TIME
 done

** シェルスクリプトの説明 [#z2974728]
上記のシェルスクリプトについて説明します。
- whileの無限ループ内で lsusb -v コマンドを発行し、Mouse というキーワードを grep 検索します。
- grepにより、Mouseというキーワードが見つかった場合、0が返却されるのでstatus変数に格納しています。
- grepの結果が0(発見)であり、TOUCHPAD変数の状態がONの場合、TOUCHPAD変数をOFFにして、synclientコマンドでタッチパッドを無効にしています。
- 抜かれた場合の結果は0以外(発見できず)かつTOUCHPAD変数がOFFの場合、TOUCHPAD変数をONにし、synclientコマンドでタッチパッドを有効にしています。
- SLEEP_TIMEで指定した秒数ウエイトします。~
初期値では2を指定しているので、2秒毎、USB接続マウスのチェックをlsusbコマンドで確認することになります。~

** synclientコマンドがインストールされていない場合 [#s2fcddc9]
''synclient''コマンドがあるパッケージをdpkgコマンドで調べました。
 $ dpkg -S `which synclient`
 xserver-xorg-input-synaptics: /usr/bin/synclient
synclientコマンドは、''xserver-xorg-input-synaptics'' パッケージにあることがわかりました。~
以下のコマンドでインストールすることができます。
 sudo apt install xserver-xorg-input-synaptics
インストール後、一度ログアウトしてください。~
インストール直後で、synclientコマンドを実行しても動作しない可能性があります。

** notify-sendコマンドがインストールされていない場合 [#a9d7ca96]
''notify-send''コマンドがあるパッケージをdpkgコマンドで調べました。
 $ dpkg -S `which notify-send`
 libnotify-bin: /usr/bin/notify-send
notify-sendコマンドは、''libnotify-bin'' パッケージにあることがわかりました。~
以下のコマンドでインストールすることができます。
 sudo apt install libnotify-bin


* スクリプトの自動実行 [#h8b07d4c]
本スクリプトを設置し自動実行するようにしてみます。~
尚、本スクリプトは ~/bin に保存したと仮定し以下に記します。
+ 本スクリプトを保存するディレクトリを作成
 mkdir $HOME/bin
+ 本スクリプトを設置(配置)します。~
+ スクリプトがあることを確認しました。
 $ ls ~/bin/
 touchpad_auto_on_off.sh
+ パーミッションを変更し動作するようにします。
 chmod +x $HOME/bin/touchpad_auto_on_off.sh
#br
ここで動作確認をしたい場合は、以下のように実行してください。
 $ ~/bin/touchpad_auto_on_off.sh
Ctrl+Cで停止することもできます。
#br
+ 以下、Xfce(Xubuntu)になりますが、セッションと起動に、今回のスクリプトを設定すればログイン時に自動起動されるようになります。~
(Lubuntuの場合は、設定→Lxsessionのデフォルトのアプリケーション の自動立ち上げになります。)
--Ubuntuの場合は以下のキャプチャの通り、Dashで''session''と入れれば自動起動設定のアイコンが表示されるので、起動し本スクリプトを追加してください。
#ref(21.png)
--Lubuntuの場合は''設定→Lxsessionのデフォルトのアプリケーション''の自動立ち上げの設定が行えます。
++ セッションと起動 の画面です。
#ref(01.png)
#br
++ 本シェルスクリプトを追加します。
#ref(02.png)
#br
++ 一番下に追加されているのが確認できます。
#ref(03.png)
#br
++一度、ログアウトし、再度ログインすれば、本スクリプトが自動で実行されます。

* notify-sendコマンドを使ってタッチパッドのオンオフを表示する [#o1541561]
上記のシェルスクリプトにnotify-sendコマンドを追加し、通知メッセージが表示されるようにしたものになります。
#ref(touchpad_auto_on_off_2.sh)
 #!/bin/bash
 
 SLEEP_TIME=2
 GREP_WORD='Mouse'
 # NOTIFY SEND PARAMETER
 NOTIFY_TITLE='Touchpad'
 NOTIFY_TIME=5000
 
 TOUCHPAD='ON'
 while :
 do
     notify=''
     (lsusb -v | grep $GREP_WORD) > /dev/null 2>&1
     status=$?
     if [ $status -eq 0 -a $TOUCHPAD = 'ON' ]; then
         TOUCHPAD='OFF'
         synclient TouchpadOff=1 > /dev/null 2>&1 # touchpad off
         notify='Disabled Touchpad.'
     elif [ $status -ne 0 -a $TOUCHPAD = 'OFF' ]; then
         TOUCHPAD='ON'
         synclient TouchpadOff=0 > /dev/null 2>&1 # touchpad on 
         notify='Enabled Touchpad.'
     fi
     if [ "$notify" != "" -a "$DISPLAY" != "" ]; then
         notify-send -t $NOTIFY_TIME "$NOTIFY_TITLE" "$notify"
     fi
     sleep $SLEEP_TIME
 done

-マウス接続時の通知
#ref(11.png)
#br
-マウスを抜いたときの通知
#ref(12.png)

以上、USB接続マウスの抜き挿しにより、ノートPCのタッチパッドをオン・オフするサンプルシェルスクリプトの紹介でした。

#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)



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