GPartedを使ってUSBメモリ,SDカードのラベルを変更する方法 †
本資料はUbuntu(Xubuntu)を使って動作確認を行いましたが、GPartedを使用してUSBメモリ、SDカードのラベル変更を行うので、
他のディストリビューションでもGPartedをインストールすれば、同様の手順でラベルを変更できると思います。
注意:GPartedはとても強力なツールです。ドライブを間違うと大変なことになります。注意して使用してください。
GPartedのインストール †
GPartedのインストールをします。
すでにインストール済であれば、読み飛ばしてください。
GPartedを起動 †
GPartedはroot権限で動作します。一般ユーザで起動すると「root権限が必要です」とメッセージがでると思います。
以下の方法は、端末からGPartedを起動する手順です。
- 端末(ターミナル)を起動
- 以下のコマンドを実行
sudo gparted
- パスワードを聞かれるので入力しEnterキーを押下
- GPartedのGUI画面が表示されます。
端末にいろいろ出力されますが、無視して結構です。(尚、GPartedの作業が終わるまで閉じないでください。)
- 下の画像はSDカード /dev/sdb1を右上のドロップダウンから選択した状態です。
みなさんの環境毎にこの/dev/XXXXは異なると思いますので*注意*して選択してください。
- パーティションをクリックします。
- パーティション→ラベルをクリックします。
- ラベルを入力しOKボタンをクリックします。
- 右下に操作を保留中と表示されます。(まだラベルは変更されていません。)
- 画面上部のチェックアイコンをクリックすると反映されます。
- 本当に保留中の操作を反映してもよろしいですか?と表示されるので適用ボタンをクリックします。
- 処理終了のダイアログが表示されるので、閉じるボタンを押せば終了です。
- GPartedを終了します。(閉じます)
- 端末(ターミナル)を閉じます。
- マウントが外れていると思うので、再度マウントすれば指定したラベル名のディレクトリ名でマウントされます。
以上、GPartedを使用してGUIによるUSBメモリ、SDカードのラベル名を変更する手順でした。