Linuxサーバのファイルを共有する(GUI) †
本資料はLinuxサーバーのファイルをGUIを使用して共有する方法および手順を記しています。
GNOMEのサーバ接続機能によるファイル共有手順
GNOMEのサーバ接続機能を使い簡単にファイル共有をしてみます。
以下の環境で確認しました。
- サーバ : CentOS 5.4, IP 192.168.0.81
- クライアント1 : Cent OS 5.4
- クライアント2 : ubuntu 9.10
上記のサーバに対しクライアント1、クライアント2を操作しファイル共有してみます。
両方ともGNOMEデスクトップなのでほぼ同じ操作ですが画面が異なっていたので以下に両方とも記します。
尚、サーバはIPにて指定しています。もちろんホスト名で接続できる場合はホスト名で問題ありません。
みなさんの環境にあった値に読み替えてください。
また、共有するフォルダは接続ユーザのホームディレクトリを指定しています。
注意
サーバ側にはsshdが必要です。CentOSではデフォルトでインストールされると思います。
ubuntuのdesktop版はデフォルトsshdがインストールされていませんので、インストールする場合は「Ubuntu DesktopにSSHサーバーをインストールする方法」を参照のこと。
CentOS編 †
CentOSクライアントからサーバに接続してみます。
- 「サーバへ接続」画面を表示する
「場所」→「サーバへ接続...」を選択します。
- 「サービスの種類」でSSHを選択
- 接続に必要な情報を入力し接続
サーバ名、フォルダ、ユーザ名、接続で使用する名前(デスクトップに表示されるアイコン名)を入力し「接続」ボタンを押します。
- はじめて接続した場合など下図メッセージが表示された場合
はじめてサーバに接続した場合など、以下のメッセージが表示された場合、「とにかくログイン」を押してください。
(はじめてsshでサーバに接続したときに出力されるメッセージと同じ意味です。)
- パスワードを入力し接続します
必要に応じてチェックボックスにチェックを入れてください。
- 接続が完了すると接続したフォルダが表示されます
今回の例ではログインユーザのホームディレクトリが表示されています。
- マウントした接続先フォルダをアンマウントする方法
本操作によりデスクトップに作成されたサーバに接続アイコンを消去する方法ですが、下図の通り、アイコンを右クリックするとメニューが表示されるので「アンマウント」選択します。
ubuntu編 †
ubuntuクライアントからサーバに接続します。
- 「サーバへ接続」画面を表示する
「場所」→「サーバへ接続...」を選択します。
- 「サービスの種類」でSSHを選択
- 接続に必要な情報を入力し接続
サーバ名、フォルダ、ユーザ名を入力し「接続」ボタンを押します。
- はじめて接続した場合など下図メッセージが表示された場合
はじめてサーバに接続した場合など、メッセージが表示された場合はキャンセルせずすすんでください。
(はじめてsshでサーバに接続したときに出力されるメッセージと同じ意味です。)
- パスワードを入力し接続します
必要に応じてチェックボックスにチェックを入れてください。
- 接続が完了すると接続したフォルダが表示されます
今回の例ではログインユーザのホームディレクトリが表示されています。
- マウントした接続先フォルダをアンマウントする方法
本操作によりデスクトップに作成されたサーバに接続アイコンを消去する方法ですが、下図の通り、アイコンを右クリックするとメニューが表示されるので「アンマウント」選択します。