このエントリーをはてなブックマークに追加


manコマンドの出力をファイルに出力する・col, colcrt

manコマンドの出力をファイルにそのまま出力するとエスケープシーケンスがあり、viなどで開くと崩れます。
col, colcrtコマンドを使用することにより、エスケープシーケンスなどを削除することができます。


manの出力をそのままファイルに出力してみる

以下のコマンドでmanコマンドの出力をman.txtファイルに出力しました。

$ man man > man.txt

viで開いたときのスクリーンショットです。

col-01.gif
 

col, colcrtコマンドにて不要なコードを削除する

上記のスクリーンショットのように、エスケープシーケンスがそのまま表示されています。
col, colcrtコマンドで削除しテキストのみとします。

colを使用する

colコマンドを使用する場合は、-bオプションをつけ使用します。
以下に使用例を記します。

man ls | col -b

ファイルに出力する場合は、以下のようになります。

man ls | col -b > ファイル名

colcrtを使用する

colcrtでは、アンダーラインがハイフンに変更されます。
これを抑止しるために、オプションに-をつけます。

man ls | colcrt -

ファイルに出力する場合は、以下のようになります。

man ls | colcrt - > ファイル名

col, colcrtの違い

上記の例でcol, colcrtを実行したときの違いは、空白が半角スペースがタブかの違いがありました。
また、MacOSXでは(未調査)colコマンドがないそうです。 この場合はcolcrtを使えば同様の結果となります。



添付ファイル: filecol-01.gif 446件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:28:10