manコマンドの出力をファイルにそのまま出力するとエスケープシーケンスがあり、viなどで開くと崩れます。
col, colcrtコマンドを使用することにより、エスケープシーケンスなどを削除することができます。
以下のコマンドでmanコマンドの出力をman.txtファイルに出力しました。
$ man man > man.txt
viで開いたときのスクリーンショットです。
上記のスクリーンショットのように、エスケープシーケンスがそのまま表示されています。
col, colcrtコマンドで削除しテキストのみとします。
colコマンドを使用する場合は、-bオプションをつけ使用します。
以下に使用例を記します。
man ls | col -b
ファイルに出力する場合は、以下のようになります。
man ls | col -b > ファイル名
colcrtでは、アンダーラインがハイフンに変更されます。
これを抑止しるために、オプションに-をつけます。
man ls | colcrt -
ファイルに出力する場合は、以下のようになります。
man ls | colcrt - > ファイル名
上記の例でcol, colcrtを実行したときの違いは、空白が半角スペースがタブかの違いがありました。
また、MacOSXでは(未調査)colコマンドがないそうです。
この場合はcolcrtを使えば同様の結果となります。