ランレベルの確認をするには、以下のコマンドにて確認することができます。
runlevel
または
who -r
以下にrunlevel, who -r コマンドの実行例を記します。
UbuntuとCentOSで確認を行いました。
$ runlevel N 2
$ su - パスワード: # runlevel N 5
$ who -r run-level 2 2012-04-10 07:55
$ who -r run-level 5 2012-04-09 22:42 最後=S
以下のようrunlevelコマンドが出力した場合を説明します。
N 3
左側が前回のランレベル(上記の表示ではN)
右側が現在のランレベルになります。
左側のNの意味は前回と同じ(つまり変更していない)ためNと表示されています。
ランレベルについてはWikipediaにも記事があるので参照してみてください。
以下、Wikipediaからの引用および抜粋しました。
Debian系の多くのディストリビューションでは、ランレベル2から5を区別しない。
ランレベル | 説明 |
0 | 停止 |
1 | シングル |
2 - 5 | マルチユーザモードで、Xディスプレイマネージャも起動 |
6 | リブート |
6.10以降、Upstart を代替として採用しているが、スクリプトは従来通りで、互換ツールによって従来のランレベルをエミュレートしている。
ランレベル | 説明 |
0 | 停止 |
1 | シングルユーザ |
2 | 未使用 |
3 | マルチユーザ、コンソールログインのみ |
4 | 未使用 |
5 | ランレベル3+Xディスプレイマネージャ起動 |
6 | リブート |