このエントリーをはてなブックマークに追加


マシンの日時を設定・変更する

マシンの日時を変更する操作方法を以下に記します。
紹介するコマンドは、dateコマンドとntpdateコマンドに2つです。
CentOS5とUbuntu12.04を使用して実際に2つのコマンドを操作してみます。


関連資料

dateコマンドで日時を変更する

dateコマンドを使用してマシンの日時を変更する方法を記します。
尚、以下の操作はCentOSで実施した出力結果です。

日時変更の時のdateコマンドの書式

date -s "年/月/日 時:分:秒"

実際に日時を変更するには、rootユーザで行ってください。
またUbuntuなどの場合は、sudoコマンドを使います。
書式は以下のようになります。

sudo date -s "年/月/日 時:分:秒"

実際にdate -sで変更したときの出力です。

[root@centos ~]# date
2013年  4月 18日 木曜日 20:35:02 JST
[root@centos ~]# date -s "2013/4/18 20:40:00"
2013年  4月 18日 木曜日 20:40:00 JST
[root@centos ~]# date
2013年  4月 18日 木曜日 20:37:27 JST

ntpdateコマンドを使用する

ntpdateコマンドを使用すると、インターネット上の時刻同期サーバであるNTPサーバに接続しマシンの日時を変更することができます。
以下にntpdateコマンドで時刻を同期する方法を記します。
ntpdateコマンドを使用する場合は、root権限(Ubuntuの場合はsudoコマンドを利用)で操作を行ってください。

ntpdateコマンドについて

ntpdateコマンドがインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールすることができます。

  • CentOS
    yum install ntp
  • Ubuntu
    sudo apt-get install ntpdate

ntpdateで日時変更を行う場合のコマンド書式

ntpdateコマンドでマシンの日時変更を行う場合の書式は以下のようになります。

  • CentOS(rootになること)
    ntpdate -s NTPサーバ
  • Ubuntu(sudoを利用する)
    sudo ntpdate -s NTPサーバ

実際にntpdate -sコマンドを試してみる

以下の出力はCentOSを利用してntpdate -sコマンドを利用したときの出力です。

[sakura@centos ~]$ 
[sakura@centos ~]$ su -
パスワード:
[root@centos ~]# ntpdate -s ntp.nc.u-tokyo.ac.jp
[root@centos ~]# date
2013年  4月 19日 金曜日 22:15:35 JST

上記では、NTPサーバに ntp.nc.u-tokyo.ac.jp を指定しました。
他にも使用できるNTPサーバーがありますので検索エンジンで調べてみてください。

以上、date, ntpdateコマンドを利用したマシンの日時変更方法についてでした。



トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2015-03-20 (金) 22:27:32