セマフォの最大値やメッセージキューの各種値などを確認するには以下のコマンドを利用します。
以下にipcsコマンドの使用例を記します。
ipcs
各種リソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
シェアードメモリの制限、セマフォの制限、メッセージキューの制限が表示されます。
ipcs -l
$ ipcs -l ------ 共有メモリの制限 -------- セグメント数の最大値 = 4096 セグメントサイズの最大 (単位:KB) = 32768 合計共有メモリの最大 (単位:KB) = 8388608 最小セグメントサイズ (単位:バイト) = 1 ------ セマフォの制限 -------- 最大配列数 = 128 配列毎の最大セマフォ数 = 250 システム全体の最大セマフォ数 = 32000 semop 呼び出し毎の最大命令数 = 32 セマフォ最大値 = 32767 ------ メッセージ: 制限 -------- システム全体での最大キュー数 = 1230 最大メッセージサイズ (バイト) = 8192 キューサイズ最大値の初期値 (バイト) = 16384
セマフォのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
ipcs -ls
$ ipcs -ls ------ セマフォの制限 -------- 最大配列数 = 128 配列毎の最大セマフォ数 = 250 システム全体の最大セマフォ数 = 32000 semop 呼び出し毎の最大命令数 = 32 セマフォ最大値 = 32767
メッセージキューのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
ipcs -lq
$ ipcs -lq ------ メッセージ: 制限 -------- システム全体での最大キュー数 = 1230 最大メッセージサイズ (バイト) = 8192 キューサイズ最大値の初期値 (バイト) = 16384
シェアードメモリのリソース情報の表示は以下のコマンドで確認することができます。
ipcs -lm
$ ipcs -lm ------ 共有メモリの制限 -------- セグメント数の最大値 = 4096 セグメントサイズの最大 (単位:KB) = 32768 合計共有メモリの最大 (単位:KB) = 8388608 最小セグメントサイズ (単位:バイト) = 1