SELinuxの動作モードの確認と動作モードの設定方法 †CentOSを利用し、SELinuxの動作モードの確認および動作モードの設定(変更、停止)方法の操作手順を以下に記します。 SELinux動作モード確認(コマンド編) †以下のコマンドを実行することによりSELinuxの動作モードを確認することができます。 /usr/sbin/getenforce
出力された結果の意味は以下の通りです。
SELinuxの動作ファイルで確認 †SELinuxの動作ファイル/selinux/enforceの内容によりSELinuxの動作モードを確認することもできます。 cat /selinux/enforce
SELinux動作モードの切替 †以下のコマンドでSELinuxの動作モードを変更することができます。
SELinuxの設定ファイルを修正し停止(無効)にする †SELinuxの無効(停止)に設定する方法を以下に記します。 # vi /etc/selinux/config # This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - SELinux is fully disabled. #SELINUX=enforcing SELINUX=disabled CUIインタフェースを利用したSELinux設定 †rootユーザにて端末上で以下のコマンドを実行します。
GUIインタフェースを利用したSELinux設定 †GUIインタフェースを利用してSELinuxの設定を行う方法を以下に記します。 CentOS 5 †
CentOS 6 †私がインストールした時点では、SELinuxのGUI設定ツールがメニューになかったので、以下の方法でメニューに表示されるようにしました。
SELinuxを再度有効にした場合 †無効から有効に変更した場合は、慎重に作業を行ってください。 SELinuxを無効にして再度、有効にする場合、ラベルの再構築が必要です。 fixfiles relabel |