逆引きUNIXコマンド/環境変数の確認(env, printenvの違い)
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環境変数の確認(env, printenvの違い)
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#navi(../) *環境変数の確認(env, printenvの違い) [#la23e34c] #contents 環境変数の設定内容を確認したい場合は以下のコマンドで確認することができます。~ 環境変数の一覧が表示されます。 -printenv -env -set (bsh, bashの場合) #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) *関連資料 [#yf801590] -[[環境変数を確認する方法・printenv>逆引きUNIXコマンド/環境変数を確認する方法]] -[[exportした変数(環境変数)とシェル変数の動作の違い>逆引きシェルスクリプト/exportした変数(環境変数)とシェル変数の動作の違い]] -[[exportした環境変数を削除する方法>逆引きシェルスクリプト/exportした環境変数を削除する方法]] -[[exportされている環境変数を確認する方法・export>逆引きUNIXコマンド/exportされている環境変数を確認する方法・export]] * printenv [#n9ba1f93] printenvは環境変数の一覧を表示します。 $ printenv HOSTNAME=centos SHELL=/bin/bash TERM=xterm HISTSIZE=1000 KDE_NO_IPV6=1 USER=sakura <snip> KDEDIR=/usr MAIL=/var/spool/mail/sakura PATH=/usr/kerberos/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/home/sakura/bin INPUTRC=/etc/inputrc PWD=/home/sakura LANG=ja_JP.UTF-8 KDE_IS_PRELINKED=1 SSH_ASKPASS=/usr/libexec/openssh/gnome-ssh-askpass SHLVL=1 HOME=/home/sakura LOGNAME=sakura <snip> * env [#f410f839] envもオプションをつけずに実行した場合は環境変数の一覧を表示します。~ 引数を指定した場合は、以下のような使用法があります。 - 特定のコマンドのみに環境変数を与えたい場合~ 以下、CソースでTESTという環境変数の値を表示するプログラムです。 +環境変数TESTを表示するCソース #ref(putenv.c) #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(void) { char *env; env = getenv( "TEST" ); printf( "%s\n", env ); return 0; } +テスト用のCソースを以下のようにコンパイル $ gcc putenv.c -o putenv #br + envを利用して実行~ envの後ろに指定した環境変数TESTの値が表示されます。 $ env TEST="HELLO" ./putenv HELLO #br +grepコマンドを利用してテスト $ env TEST="Test" printenv | grep TEST TEST=Test $ echo $TEST ←何も表示されません。(つまりenvで指定したコマンドのみTEST環境変数が有効になっています) $ 尚、env - (ハイフンを引数として渡す)を実行すると環境変数がクリアされます。 以上、環境変数の確認でenvとprintenvの違いでした。 #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)
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#navi(../) *環境変数の確認(env, printenvの違い) [#la23e34c] #contents 環境変数の設定内容を確認したい場合は以下のコマンドで確認することができます。~ 環境変数の一覧が表示されます。 -printenv -env -set (bsh, bashの場合) #htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html) *関連資料 [#yf801590] -[[環境変数を確認する方法・printenv>逆引きUNIXコマンド/環境変数を確認する方法]] -[[exportした変数(環境変数)とシェル変数の動作の違い>逆引きシェルスクリプト/exportした変数(環境変数)とシェル変数の動作の違い]] -[[exportした環境変数を削除する方法>逆引きシェルスクリプト/exportした環境変数を削除する方法]] -[[exportされている環境変数を確認する方法・export>逆引きUNIXコマンド/exportされている環境変数を確認する方法・export]] * printenv [#n9ba1f93] printenvは環境変数の一覧を表示します。 $ printenv HOSTNAME=centos SHELL=/bin/bash TERM=xterm HISTSIZE=1000 KDE_NO_IPV6=1 USER=sakura <snip> KDEDIR=/usr MAIL=/var/spool/mail/sakura PATH=/usr/kerberos/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:/home/sakura/bin INPUTRC=/etc/inputrc PWD=/home/sakura LANG=ja_JP.UTF-8 KDE_IS_PRELINKED=1 SSH_ASKPASS=/usr/libexec/openssh/gnome-ssh-askpass SHLVL=1 HOME=/home/sakura LOGNAME=sakura <snip> * env [#f410f839] envもオプションをつけずに実行した場合は環境変数の一覧を表示します。~ 引数を指定した場合は、以下のような使用法があります。 - 特定のコマンドのみに環境変数を与えたい場合~ 以下、CソースでTESTという環境変数の値を表示するプログラムです。 +環境変数TESTを表示するCソース #ref(putenv.c) #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(void) { char *env; env = getenv( "TEST" ); printf( "%s\n", env ); return 0; } +テスト用のCソースを以下のようにコンパイル $ gcc putenv.c -o putenv #br + envを利用して実行~ envの後ろに指定した環境変数TESTの値が表示されます。 $ env TEST="HELLO" ./putenv HELLO #br +grepコマンドを利用してテスト $ env TEST="Test" printenv | grep TEST TEST=Test $ echo $TEST ←何も表示されません。(つまりenvで指定したコマンドのみTEST環境変数が有効になっています) $ 尚、env - (ハイフンを引数として渡す)を実行すると環境変数がクリアされます。 以上、環境変数の確認でenvとprintenvの違いでした。 #htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)
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添付ファイル:
putenv.c
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