#author("2017-02-11T11:34:21+09:00","","")
#navi(../)
* sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法 [#d3b86660]
自宅や社内ではデフォルトである、22番ポートで接続したいが、外から(インターネット)は指定したポートに接続したいなどという場合、本資料が役に立つと思います。~
動作確認を行ったディストリビューションは、以下の通りです。
 $ lsb_release -d
 Description:	Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)

#contents
#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)

* 関連記事 [#m909b07c]
-[[sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法>Linux環境設定/sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法]]
-[[sshの接続に時間がかかる場合の対処>Linux環境設定/sshの接続に時間がかかる場合の対処]]
-[[sshの接続が切断されてしまう場合の対処>Linux環境設定/sshの接続が切断されてしまう場合の対処]]
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-[[特定ユーザのみSSHによるログインを可能にする>Linux環境設定/特定ユーザのみSSHによるログインを可能にする]]
-[[sshでのrootログインを禁止しssh経由でのroot権限では指定のコマンドだけを実行できるようにする方法>Linux環境設定/sshのrootログイン禁止だがssh経由でroot権限で指定コマンドを実行する方法]]
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-[[ssh-copy-idを使って、sshの公開鍵認証の鍵登録を簡単に行う>Linux環境設定/ssh-copy-idを使って、sshの公開鍵認証の鍵登録を簡単に行う]]

* sshd_configのPort設定を編集 [#qd6aaee3]
/etc/ssh/sshd_configのPortの設定を追記すれば、簡単に複数ポートで待受することができます。~
ssh_configというファイルもありますので注意してください。~
今回、修正するファイルは、ssh''d''_configになります。

** 変更前 sshd_config [#p6c159af]
 # What ports, IPs and protocols we listen for
 #Port 22

** 変更後 sshd_config [#pd4181fd]
 # What ports, IPs and protocols we listen for
 #Port 22
 # change ssh port number.
 Port 437
 Port 22
上記の通り、待受したいポートを複数記述すれば良いだけです。~
本資料では、Port 437, Port 22をリッスンするようにしています。

* 設定変更後の再起動 [#bdc7ad28]
Debian系Raspbianを使用しましたので、以下のコマンドでsshdの再起動ができます。
 sudo service ssh restart

以下のコマンドで動作しているか確認しました。~
437,22ポートでリッスンしているのが確認できました。
$ ss -ant4 | grep -e 22 -e 437
 LISTEN     0      128                       *:22                       *:*     
 LISTEN     0      128                       *:437                      *:*     
 ESTAB      0      0              192.168.1.81:437           192.168.1.16:52892 

以上、sshdで複数ポートでリッスンする設定手順でした。

#htmlinsertpcsp(linux_ads_btm.html,linux-sp.html)

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