#author("2017-02-11T11:32:56+09:00","","")
#navi(../)
* Broken pipeでsshが切断される場合の対処 [#t5af6017]
レンタルサーバなどにssh接続し、以下のようなメッセージが出力され切断された場合の対処方法を記します。
 packet_write_wait: Connection to <host> port 22: Broken pipe
また、本資料ではサーバ側の設定ではなく、クライアント側の設定の紹介をさせていただきます。

#contents
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* 関連記事 [#l5ac7e50]
-[[sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法>Linux環境設定/sshdを複数ポートでリッスンさせる設定方法]]
-[[sshの接続に時間がかかる場合の対処>Linux環境設定/sshの接続に時間がかかる場合の対処]]
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-[[sshでのrootログインを禁止しssh経由でのroot権限では指定のコマンドだけを実行できるようにする方法>Linux環境設定/sshのrootログイン禁止だがssh経由でroot権限で指定コマンドを実行する方法]]
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-[[ssh-copy-idを使って、sshの公開鍵認証の鍵登録を簡単に行う>Linux環境設定/ssh-copy-idを使って、sshの公開鍵認証の鍵登録を簡単に行う]]

* Broken pipeの原因 [#tfbb4538]
Broken pipeと出力される原因は、クライアントからサーバ(ssh接続先)に対して~
一定時間無操作ためタイムアウトにより切断されたと思われます。

* 対処方法 (~/.ssh/config) [#f2d14e40]
タイムアウトを防止するため、クライアントからサーバに対し、応答メッセージを出力するように設定します。

** 設定ファイル [#d81c67cd]
設定を記述するファイルは以下のファイルになります。
 ~/.ssh/config
設定例は以下のようになります。~
10秒ごとサーバに応答確認し、5回まで試行する。
 ServerAliveInterval 10
 ServerAliveCountMax 5
ServerAliveIntervalはサーバに対して応答確認する間隔を秒で指定します。~
ServerAliveCountMaxはサーバに対しての応答がない場合のリトライ回数になります。~
したがって、ServerAliveInterval * ServerAliveCountMax が最大の待ち時間になります。

** 設定ファイルに追記 [#nf6f80a6]
以下のコマンドで上記で紹介した、ServerAliveInterval, ServerAliveCountMaxをできます。
 echo 'ServerAliveInterval 10' >> ~/.ssh/config
 echo 'ServerAliveCountMax 5' >> ~/.ssh/config

以上、broken pipeでsshが切断される場合のクライアント側の対処方法でした。

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