#navi(../)

*起動時のファイルシステムチェック間隔の確認 [#v93e1824]
ある程度の期間が過ぎたり、マシンの起動回数が既定の値になった場合、ファイルシステムのチェックが動作します。(fsck)~
この資料はその値の確認方法を記しています。~

以下、ubuntu9.10とCentOS5.4にて操作を行いました。

#contents
#htmlinsertpcsp(linux_ads_top.html,linux-sp.html)

* 関連資料 [#o5475f69]
-[[パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた>Linux環境設定/パソコン・テレビ用外付けUSBハードディスクをCentOSに増設してみた]]
-[[再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法>Linux環境設定/再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法]]


* fdiskとtune2fs [#r7000ff2]
fdiskコマンドでディスクの情報を調べます。
-Ubuntu~
 sudo fdisk -l
#ref(fsck-param-01.png)
#br
-CentOS~
rootユーザにスイッチしてからfdiskコマンドでディスクの情報を調べます。
 su -
 パスワード:
 fdisk -l
#ref(fsck-param-11.png)
#br


上記コマンドによりUbuntuは/dev/sda1, CentOSはブートデバイスが/dev/hda1と分かったので次にtune2fsコマンドを利用して設定値を確認します。
-Ubuntu~
 sudo tune2fs -l /dev/sda1
#ref(fsck-param-02.png)
#br
-CentOS~
rootユーザで実行します。
 tune2fs -l /dev/hda1
#ref(fsck-param-12.png)
#br

上図のようにたくさんの情報が表示されます。~
その中のMount count, Maximum mount count, Check intervalの値を確認します。~
以下、出力結果の抜粋
-Ubuntuの場合
 Mount count:              2
 Maximum mount count:      31
 Check interval:           15552000 (6 months)
--Mount count~
前回のファイルシステムチェックからマウントされた回数。
--Maximum mount count~
Mount countがこの回数に達すると起動時にファイルシステムチェックが動作します。
--Check interval~
この値の期間が過ぎると次回起動時ファイルシステムチェックが動作します。

-CentOSの場合~
Maximum mount countが-1になっているのでファイルシステムチェックは動作しません。(抑止されています)~
またCheck intervalが0なので、これも同様にファイルシステムチェックは動作しません。

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#br

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