プロンプトに色をつける方法 †
各サーバにログインした時など、サーバ毎に出力される文字の色が違っていたら確認するのに便利ですよね。
本資料は出力される文字の色の変更方法を記します。
尚、CentOSで動作確認を行いました。
関連記事 †
.bashrcに文字の色を指定する †
サーバにログインすると.bashrcが起動されるので、以下の2行を.bashrcに追記することにより青色で表示されます。
以下の2行の1行目は既存のプロンプト設定をPS1_BAKにバックアップし、PS1に青色を指定しています。
PS1_BAK=$PS1
PS1="\[\033[0;34m\]$PS1"
- 青色指定した場合のスクリーンショット
端末に表示されている文字の色が青色になっています。
また、catコマンドを利用して.bashrcを表示しています。
.bashrcには上記の PS1="\[\033[0;34m\]$PS1" を設定してあるのがわかります。
色指定の方法 †
青色指定の部分は、下行の赤色の部分になります。
PS1="\[\033[0;34m\]$PS1"
以下の値を用いることにより、任意の文字色に変更が可能です。
黒色(Black) | 0;30 |
赤色(Red) | 0;31 |
緑色(Green) | 0;32 |
青色(Blue) | 0;34 |
水色(Cyan) | 0;36 |
紫色(Purple) | 0;35 |
明灰色(Light Gray) | 0;37 |
暗灰色(Dark Gray) | 1;30 |
Light Red | 1;31 |
Light Green | 1;32 |
黄色(Yellow) | 1;33 |
Light Blue | 1;34 |
Light Purple | 1;35 |
Light Cyan | 1;36 |
白色(White) | 1;37 |
参考サイト †