Linuxにフォントをインストールする方法 †
Linuxでフォントをインストールする方法を記します。
作業を行ったディストリビューションはCentOS5.4です。
この作業はターミナルで行った場合、ホームディレクトリに.fontsディレクトリを作成し、入手したフォントをコピー(または移動)すれば終了です。
(アプリケーションで利用する場合はフォント変更をするアプリケーションを終了させフォント指定を行います)
以下の資料は、初心者でも理解できるようにGUIを使用した操作になっています。
フォントの準備 †
この資料では、VLゴシックフォントファミリーを入手しインストールしてみます。
VLゴシックフォントファミリーは以下のURLより入手できます。
http://sourceforge.jp/projects/vlgothic/
※Vine Linuxを利用しているかたはデフォルトとなっているフォントです。
本資料作成時、VLGothic-20091214.zipを入手しました。
解凍すると下図のように VL-Gothic-Regular.ttf, VL-PGothic-Regular.ttf のフォントファイルを見つけることができます。
これをCentOS環境で利用できるようにしてみます。
フォントをインストール †
- ファイルブラウザを起動しホームディレクトリに.fontsを作成します。
- 注意 .ドットからはじまるファイルおよびディレクトリは隠しファイルとなります。
従って、上記作業で作成した時点では表示されていますが、ファイルブラウザで表示しようとすると表示されません。
隠しファイル(ディレクトリ)を表示するには以下の操作を行います。
- 先程のVL-Gothic-Regular.ttf, VL-PGothic-Regular.ttfファイルを.fontsフォルダにコピーします。
- フォントを変更したいアプリケーションを全て終了させます。
- 再度フォントを変更したいアプリケーションを起動しフォント変更を行ってください。
以下、gedit(GNOMEテキスト・エディタ)のフォント設定画面です。
フォント変更前/変更後 †
以下、geditでフォントを変更したときのスクリーンショットです。
- フォント変更後(VLゴシックに変更)
- フォント変更前